おひとりさまの悪性リンパ腫治療ブログ

30代独身女性の悪性リンパ腫闘病ブログです。濾胞性リンパ腫→B細胞性非ホジキンリンパ腫に形質転換。RーCHOP療法で治療中。

骨髄検査とヨード造影剤CT

こんにちは、悪性リンパ腫と診断されたばたこです。

ようやく入院できました。

でも、すぐに抗がん剤治療するわけではありません。

骨髄検査で「骨髄内にリンパ腫細胞が広がっていないか」、

ヨード造影剤CTで「血液の流れ、病変の様子」を調査します。

 

 

【入院1日目】入院できるか否か、PCR検査という壁

採血、心電図撮影、問診、PCR検査をします。

まず入院できるかですよね。コロナ禍なので。(汗)

 

問診票に「下痢」の項目。

……実は数日前に下痢になっちゃったんですよ。

コロナというより腫瘍のせいだと思うんですけどね。

お腹に腫瘍が出来てから便秘→下痢になることが度々あったので。

「今のうちに美味しいもの食べとこう!」と思って、おやつたくさん食べてました。

多分それのせいだと思う。(馬鹿)

 

まあ正直に書きましたよ。

そして、やっぱり突っ込まれた。(汗)

「お腹の腫瘍と食べ過ぎのせいかもですね〜」と思い当たる旨を伝えました。

 

8:30に病院に来て、10:30にようやく結果が出ました。

病院って待ち時間長いよね。仕方ないけど。

 

とうとう入院できることに!!

これまで長かったー!(涙)

2回の延期を経て入院ですよ。(病棟内でコロナ2回発生により)

 

入院受付をして病棟へ。

 

二回目の入院ともなれば慣れたもの。

荷物を次々に定位置にセットしていきます。

 

実は、この日から24時間分の尿を採取する検査をするはずでした。

でも生理のため延期に。

うう、なんとタイミングの悪い……

 

なので今日は何もなし。

 

本音は早く治療したい。

 

お腹の膨満感、寝ている間の腹部の痛み、

大きく深呼吸できない、階段上がるだけですぐ息が上がってしまう、

便秘、下痢、生理不調、

腫瘍で圧迫され、ステント入れっぱなしの尿管、

全てから解放されたい。

 

美味しい物をお腹いっぱい食べたい!

気持ちよく眠りたい!

 

そのためには早く治療しなくては!!

はやる気持ち。

 

 

実際、抗がん剤治療はだいぶ先になっちゃうんですけどね。(書いてる間もまだやってない)

 

【入院2日目】骨髄検査

骨髄検査とは?

局所麻酔後、腰の骨(腸骨)に針を刺し、骨髄液や組織を採取して(骨髄穿刺(こつずいせんし)・骨髄採取)、悪性リンパ腫の細胞が骨髄に広がっているかどうかを調べます。

検査・診断について - リンパ腫のお話

 

骨髄に穴をあけて骨髄液を採取する検査。

皮膚麻酔、骨の表面の麻酔はあり。

でも骨髄自体は麻酔できないんですって。

やばい。( ゚д゚)

 

 

手術室でやるのかと思いきや、まさかの病室

流石に個室だったけど、そんな設備の整ってないところでできる検査なのか?

骨髄に穴をあけるんでしょ……!?(ガクブル)

有害事象に「針が貫通して臓器や血管から出血」的なことも書いてあったぞ!

 

ドキドキしながらも検査開始。

うつ伏せでベッドで待機。

腰に消毒、局所麻酔をします。

 

立ち会いは先生2名。

普段は先生と看護師さんでやってるっぽい。

この時は看護師さん不足だったようで……大変だ。

 

針を入れていきます。

 

お腹を押される感覚、鈍い痛み。

生検(腫瘍の一部を採取)した時と同じくらいの痛みでしょうか。

のたうち回る系の痛みじゃありません。

でもそれ以上進んだら辛い感じではあります。(汗)

 

先生「1、2、3で腹筋に力入れてください」

 

あ、これ以上の痛み来ちゃう!?

 

掛け声に合わせて腹筋!グッ!

 

奇跡的に先生とのタイミングが合ったのか、思ったほどの痛みは感じませんでした。

まあ、微妙に痛いことは痛いけど。(汗)

耐えられるレベルの痛みですよ。

 

【入院2日目】ヨード造影剤CT

造影剤とは?

造影剤は画像検査で診断を容易にするために用いる薬剤です。これを用いることにより、病変があればその形状や血管、臓器などの様子を知ることができるため、病気の診断や治療効果の判定に大きな役割を果たします。

造影剤について|中央放射線部

 

先生は血液の流れを見ると言ってたなあ。

 

 

【副作用】1、2分ほど体が熱くなる、一時的な気分の悪さ、吐き気、じんましん、冷や汗、胸の苦しさ、ショックで死に至ることも(極めて稀)。

「アレルギー体質の方は、副作用が発生する可能性が約3倍高いといわれています」

私じゃん。(アトピー性皮膚炎、食物アレルギー持ち)

 

これはCT室でやりました。

薬剤投与後、確かに体が熱くなる……(特に下半身)

 

アレルギー症状でしょうか。

ちょっと喉がイガイガするような感覚がありました。

水飲んだら治りましたけどね。

 

 

こんな感じで始まった入院生活。

抗がん剤投与はまだまだ先。

この際、徹底的にがんの居場所を把握して、治療してやるぞ!