こんにちは、悪性リンパ腫と診断されたばたこです。
ようやく入院できました。
でも、すぐに抗がん剤治療するわけではありません。
骨髄検査で「骨髄内にリンパ腫細胞が広がっていないか」、
ヨード造影剤CTで「血液の流れ、病変の様子」を調査します。
【入院1日目】入院できるか否か、PCR検査という壁
採血、心電図撮影、問診、PCR検査をします。
まず入院できるかですよね。コロナ禍なので。(汗)
問診票に「下痢」の項目。
……実は数日前に下痢になっちゃったんですよ。
コロナというより腫瘍のせいだと思うんですけどね。
お腹に腫瘍が出来てから便秘→下痢になることが度々あったので。
「今のうちに美味しいもの食べとこう!」と思って、おやつたくさん食べてました。
多分それのせいだと思う。(馬鹿)
まあ正直に書きましたよ。
そして、やっぱり突っ込まれた。(汗)
「お腹の腫瘍と食べ過ぎのせいかもですね〜」と思い当たる旨を伝えました。
8:30に病院に来て、10:30にようやく結果が出ました。
病院って待ち時間長いよね。仕方ないけど。
とうとう入院できることに!!
これまで長かったー!(涙)
2回の延期を経て入院ですよ。(病棟内でコロナ2回発生により)
入院受付をして病棟へ。
二回目の入院ともなれば慣れたもの。
荷物を次々に定位置にセットしていきます。
実は、この日から24時間分の尿を採取する検査をするはずでした。
でも生理のため延期に。
うう、なんとタイミングの悪い……
なので今日は何もなし。
本音は早く治療したい。
お腹の膨満感、寝ている間の腹部の痛み、
大きく深呼吸できない、階段上がるだけですぐ息が上がってしまう、
便秘、下痢、生理不調、
腫瘍で圧迫され、ステント入れっぱなしの尿管、
全てから解放されたい。
美味しい物をお腹いっぱい食べたい!
気持ちよく眠りたい!
そのためには早く治療しなくては!!
はやる気持ち。
実際、抗がん剤治療はだいぶ先になっちゃうんですけどね。(書いてる間もまだやってない)
【入院2日目】骨髄検査
骨髄検査とは?
局所麻酔後、腰の骨(腸骨)に針を刺し、骨髄液や組織を採取して(骨髄穿刺(こつずいせんし)・骨髄採取)、悪性リンパ腫の細胞が骨髄に広がっているかどうかを調べます。
骨髄に穴をあけて骨髄液を採取する検査。
皮膚麻酔、骨の表面の麻酔はあり。
でも骨髄自体は麻酔できないんですって。
やばい。( ゚д゚)
手術室でやるのかと思いきや、まさかの病室。
流石に個室だったけど、そんな設備の整ってないところでできる検査なのか?
骨髄に穴をあけるんでしょ……!?(ガクブル)
有害事象に「針が貫通して臓器や血管から出血」的なことも書いてあったぞ!
ドキドキしながらも検査開始。
うつ伏せでベッドで待機。
腰に消毒、局所麻酔をします。
立ち会いは先生2名。
普段は先生と看護師さんでやってるっぽい。
この時は看護師さん不足だったようで……大変だ。
針を入れていきます。
お腹を押される感覚、鈍い痛み。
生検(腫瘍の一部を採取)した時と同じくらいの痛みでしょうか。
のたうち回る系の痛みじゃありません。
でもそれ以上進んだら辛い感じではあります。(汗)
先生「1、2、3で腹筋に力入れてください」
あ、これ以上の痛み来ちゃう!?
掛け声に合わせて腹筋!グッ!
奇跡的に先生とのタイミングが合ったのか、思ったほどの痛みは感じませんでした。
まあ、微妙に痛いことは痛いけど。(汗)
耐えられるレベルの痛みですよ。
【入院2日目】ヨード造影剤CT
造影剤とは?
造影剤は画像検査で診断を容易にするために用いる薬剤です。これを用いることにより、病変があればその形状や血管、臓器などの様子を知ることができるため、病気の診断や治療効果の判定に大きな役割を果たします。
先生は血液の流れを見ると言ってたなあ。
【副作用】1、2分ほど体が熱くなる、一時的な気分の悪さ、吐き気、じんましん、冷や汗、胸の苦しさ、ショックで死に至ることも(極めて稀)。
「アレルギー体質の方は、副作用が発生する可能性が約3倍高いといわれています」
私じゃん。(アトピー性皮膚炎、食物アレルギー持ち)
これはCT室でやりました。
薬剤投与後、確かに体が熱くなる……(特に下半身)
アレルギー症状でしょうか。
ちょっと喉がイガイガするような感覚がありました。
水飲んだら治りましたけどね。
こんな感じで始まった入院生活。
抗がん剤投与はまだまだ先。
この際、徹底的にがんの居場所を把握して、治療してやるぞ!