こんにちは、悪性リンパ腫と診断されたばたこです。
「もうすぐ抗がん剤治療始めるよ〜」という段階でまさかの展開。
低悪性度の濾胞性リンパ腫→中悪性度リンパ腫への形質転換。
治療法もGB療法→R ーCHOP療法に変更となりました。
【入院8日目】低悪性度→中悪性度に形質転換する
この日、先生と治療法について色々お話ししました。
いや、もうびっくり。
低悪性度の濾胞性リンパ腫→中悪性度リンパ腫への形質転換したらしい。
そんなことあるの!?
どうやら前回の胸水が問題だったみたいです。
1ヶ月前のCTでは無かった胸水が存在している。
この胸水は悪性リンパ腫によるものの可能性が高い。
ちなみに胸水ができた原因についても教えてもらいました。
リンパ管にあるリンパ節に病変が発生。
通りが悪くなって、漏れて、胸水が出てきてしまったのだとか。
他にも可溶性IL−2レセプターの上昇速度が速い。
12月14日 8264.6
1月4日 9131.2
1000近く上がっとるやんけ〜!
というか、元々が高すぎなんですよね……
基準値157〜474ですからね。桁が違う。
これらの現象により「月単位で進行してるんじゃないかな〜」と。
個人的にも「月単位じゃない?」とうっすら思ってはいました。
入院を待ってる12月中にもお腹が張ったり、息苦しくなったりしてましたからね。
驚きつつも、やっぱりそうなんだという半々の気持ち。
完全に濾胞性リンパ腫のことしか調べてなかったよ。
この中悪性度のやつは一体なんなんだよ〜!
お腹にある13cmの腫瘍
以前行ったPET検査の結果も見せてもらいました。
腫瘍のある部分が赤く映ってるんですが……目に見えてはっきりわかるレベル。(汗)
結構大きいらしく、13cmもあるみたい。
平均的な大きさがわからないけど、先生の言い方からしてヤバそう。
腫瘍が大きいと腫瘍崩壊症候群のリスクが高まるそうです。
腫瘍崩壊症候群
細胞障害性抗がん薬や放射線治療によって、大量のがん細胞が短期間で壊された場合に、がん細胞の「死がい」(成分)などによって、高尿酸血症、高リン酸血症、低カルシウム血症、代謝性アシドーシス(血液が酸性になること)、高カリウム血症、腎不全、呼吸不全などのいろいろな状態が生じることです。
リスクが高まる要因として腎機能も関わってくるそうです。
この前の水腎症でまだ回復してないからな〜。
治療法も変わりました
GB療法→R ーCHOP療法に変更。
GB療法は脱毛がないと聞いて楽だと思っていたのに……!(涙)
結局RーCHOP療法になってしまいましたね。
タンスにしまったウイッグのことが思い出されます。
私の腫瘍が大きい=腫瘍崩壊症候群の危険がある。
というので、緩やかに薬を投与していく方針になったようです。
通常、RーCHOP療法ではこれらの薬を投与します。
R:リツキマシブ(商品名リツキサン)
C:シクロフォスファミド(商品名エンドキサン)
H:ドキソルビシン
O:ビンクリスチン(商品名オンコビン)
P:プレドニゾン
中でもドキソルビシンという薬が強力らしい。
なので、第一クールはドキソルビシン抜きでいきます。
今後の予定について
RーCHOP療法、1クール(3週間)を6〜8回。
約半年くらい抗がん剤治療をやるみたい。
これで終わらなかったら難治性ということで自家骨髄移植になるのだとか。
骨髄移植ってどんだけかかるの。(スマホポチー)
1ヶ月400〜500万!
あ、でも高額療養費制度のおかげで自己限度額一月5万で済みそう。
日本に住んでて良かった〜!!
本当に高額療養費制度様様ですね。
今後、制度が変わって負担増になったりしませんように……
あとは今回治っても再発のリスクがあります。
低悪性度のリンパ腫って再発しやすいらしい。
中悪性度に変質した今回パターンはどうなんだ……
今後は死ぬまでこの厄介な病気と付き合っていくしかないんだろうな〜。
まあ「なるようになれ」ですね。
とりあえずできることは全部する。
後悔しない生き方を選びたいものです。