おひとりさまの悪性リンパ腫治療ブログ

30代独身女性の悪性リンパ腫闘病ブログです。濾胞性リンパ腫→B細胞性非ホジキンリンパ腫に形質転換。RーCHOP療法で治療中。

胸水(腫瘍)を物理的に抜く

こんにちは、悪性リンパ腫と診断されたばたこです。

抗がん剤治療の前準備。

今回は肺腔に溜まった胸水(腫瘍)を物理的に抜きます。

 

【入院7日目】胸水を抜くとは?

「胸水を抜くってなんぞや?」って感じですね。

 

胸腔穿刺(きょうくうせんし)という方法だそう。

 

胸腔穿刺

胸腔穿刺では、胸腔に異常にたまった水(胸水と呼ばれます)が抜き取られます。胸腔穿刺を行う主な理由は以下の2つです。

診断検査に必要なサンプル液を採取すること
胸水が肺組織を圧迫することで生じる息切れを和らげること

胸腔穿刺 - 07. 肺と気道の病気 - MSDマニュアル家庭版

 

今回の場合、

「胸腔に溜まった腫瘍を物理的に抜いて、抗がん剤治療前に少しでも減らそう」というわけです。

悪性リンパ腫でも物理的な方法とるんだなあ。

っていうか、腹だけじゃなくて胸にも腫瘍あったのか……(白目)

 

実はそれっぽい症状はありました。

大きく息を吸い込むことができない。

横になるとむせる。

 

これが胸水のせいだったみたいです。

 

だったらすぐにでも抜いてほしいなあ〜。

 

胸水が抜けない

同フロアの個室へ。

てっきり手術室で抜くものだと思ってたけど、普通の病室でやるみたい。

 

ここで肺が傷つく恐れのある処置するのか……(ドキドキ)

 

机に突っ伏して、座りながら抜いていきます。

消毒して、マークつけて、麻酔。

麻酔も背中なのでやや痛い。腰に刺した時より痛いかも。(汗)

 

針を入れると体の内部グリッとされる感じ。

これが地味に痛い。

 

ここで問題発生。

胸水が出てこない。

 

二時間後、やり直すことになりました。

 

また一から麻酔するのか……(遠い目)

 

3度目の正直

実は2回目もダメでした。

 

最後にベテランっぽい先生が挑戦。

机の位置を高くして、座っているベッドの高さを下げる。

背中を起こすようにして採ることに。

 

今度は成功しました! 良かった〜!

 

検体を何本か採ります。

そして1リットルくらい出すことに。(そんなに入ってたの?)

 

胸水ってどんな色だと思います?

正常な人でも少量はあるようで、黄淡色透明だそうです。

 

私のは乳びしてました。

ヤクルトやピルクルのような色。

いかにもヤバい、なんか混ざってるやつじゃん……

 

一時間同じ体制で待つ

スマホポチポチタイム。

 

これが結構辛かったですね〜。

 

大きく息を吸おうとすると咳が出る。

深呼吸出来ないんですよ。

オキシメーターは問題ないようでしたが、息苦しかった。

 

最後に胸のレントゲン撮って終わり!

ここでも大きく息を吸うのが困難でした。

すぐには治らないものなのかな?

 

ちなみにレントゲン取りに行く際、初めて車椅子を使いました。

楽だけど、お世話になりたくはないなあ。

出来るだけ自分の足で立っていたいものですね。