おひとりさまの悪性リンパ腫治療ブログ

30代独身女性の悪性リンパ腫闘病ブログです。濾胞性リンパ腫→B細胞性非ホジキンリンパ腫に形質転換。RーCHOP療法で治療中。

経過観察 or 7回目の抗がん剤?【6クール】28日目の体調、味覚障害

こんにちは、ばたこです。

予定していた6クールが終わりました。

経過観察か? 7回目の抗がん剤を受けるのか?

調べるためにCTとPET検査を受けることに。

 

結果はまだだけど、今後の事とか考えちゃうなあ……

 

〈現在の副作用〉

味覚が薄い(2割程度)

朝食を食べた後、胸がムカムカする

筋肉痛

 

CTとPET検査を受けてきました

CTの結果はもう出たみたい。

素人にはちんぷんかんぷんな写真。

先生によるとまだ残ってるみたい……

先生~! 素人にもわかりやすく説明してくれ~!

 

正直6回目で終わると思ってたのでショックでした。

「まだCTでも見えるくらい残ってるの?」

「CTで見えるくらい残ってるのに抗がん剤やるか迷うの?」

 

私のかかった濾胞性リンパ腫という病気。

腫瘍が小さいと経過観察するのが一般的みたいなんですよね。

ある基準に達すると治療を検討するんですって。

GELF高腫瘍量の基準

1    リンパ節、リンパ節節外にかかわらず病変の最大長径≧7cm
2    長径3cm以上の腫大リンパ節領域が3つ以上
3    全身症状(発熱、体重の減少、顕著な寝汗)
4    下縁が臍線より下の脾腫(CT上≧16cm)
5    胸水または腹水貯留(胸水・腹水中のリンパ腫細胞浸潤の有無にかかわらず)
6    局所(硬膜、尿管、眼窩、胃腸などの)の圧迫症状
7    白血化(リンパ腫細胞>5,000/μL)
8    骨髄機能障害(Hb<10g/dL、好中球<1,000/μL、血小板<10万/μL)


BNLI治療開始基準

1    発熱、体重の減少、顕著な寝汗または高度の搔痒症
2    急激な全身への病勢進行
3    骨髄機能障害(Hb≦10g/dL、白血球<3,000/μL、または血小板<10万/μL)
4    生命を脅かす臓器浸潤
5    腎臓への浸潤
6    骨病変
7    肝臓への浸潤

 治療 – がんプラス

 

それは知ってたんだけど、最初の治療でやると思ってなくて。

初診で腫瘍が小さかった場合、

もしくは再発した時の話だと思ってたんですよね。

 

今治療中でも経過観察するパターンあるんだなって衝撃で……

 

一生付き合っていく病気

濾胞性リンパ腫は難治性の病気。

今の医療では特効薬もなく、原因も不明。

運に身を任せるしかない。

 

なので、すっごく不安です。

 

経過観察するとなったら、どうなるんでしょ?

 

腫瘍が自然に小さくなるパターンもあるんですよね。

実際私も入院中、胸水(悪性リンパ腫)が自然に消えたことがあったんですよね。

そうなれば万々歳。

 

消えないにしても、濾胞性リンパ腫は年単位で進行するものなので、治療は数年後になるかもしれない。

10年経っても再発しない人もいるみたい。

これも良いパターンかな。

 

嫌なパターン。

再発スパンが短い。

悪性度の高いリンパ腫に形質転換した場合。

 

予後不良ってことで自家移植(造血幹細胞移植)も検討されるらしい。

 

通常の抗がん剤治療や放射線治療で十分な効果が得られない場合には、治療の強度を高める必要があります。しかし、治療が強くなりすぎてしまうと、正常な造血まで破壊され血液細胞が作れなくなってしまいます。

言い換えると、正常な造血を回復させる手段があれば、超大量の抗がん剤を使うことができ、より高い抗腫瘍効果が期待できるということです。この方法が、自家造血幹細胞移植です。

超大量の抗がん剤治療(移植治療では、前処置と呼びます)で、造血能を失ったところに、あらかじめ採取しておいた自身の造血幹細胞を移植することで、正常な造血を回復することができるようになります。つまり、自家移植における治療効果は前処置によるものであり、「移植」は造血の障害にという非常に管理の難しい副作用への対策なのです。

自家末梢血幹細胞移植併用大量化学療法について | 診療科 | 磐田市立総合病院 - Iwata city Hospital

 

血液細胞が作れなくなるほどの大量抗がん剤……

字面だけで怖いよー!(泣)

 

今回のR-CHOP療法でもすっごい副作用出たんですよね……

嘔吐、胃腸炎、膀胱炎、ヘルペス、指の麻痺、便秘、下痢、脱毛、貧血、神経痛、味覚障害。

白血球、赤血球、血小板は毎回基準値以下。

 

白血球を回復させる注射を打ってるのに、毎回感染症にかかってしまう。

自宅とスーパーくらいしか行ってないのに。

 

R-CHOP療法でもぐったりなのに大量抗がん剤なんて耐えられるのかー?

他の抗癌剤でも副作用出るかもしれない。

 

副作用がたくさん出たら……

入院、自宅療養が長引いたら……

1年、2年ごとに再発してしまったら……

 

何度も再発、休職を繰り返して退職になったらどうしようとか考えちゃう。

歳を重ねるたびに再就職難しくなるし。特別なスキルもない。

今だってアラフォーで年齢的に厳しいのに。

 

今までは老後資金を貯めることだけ考えてたけど、治療費も考えなきゃですよね。

はぁ……て感じ。

濾胞性リンパ腫の人って長生きできるのかな……

老後のために積立投資してるけど無駄になったら嫌だな。

でも長生きするパターンも考えてお金貯めないといけないしなー。

 

あーもう、考えることが多すぎて頭がごちゃごちゃする~!

 

とりあえず、現状把握ですね。

PETの結果が出たら、先生に今後の方針を聞く。

具体的なこと考えるのはそれからだなあ。