こんにちは、悪性リンパ腫と診断されたばたこです。
前回は診断されるまでのちょっとした違和感についてでした。
ようやく違和感に病名が付きます。
2022年11月、いつもは余裕な人間ドックのはずが……
年に一度の人間ドック。
私はこれまでAかBしか取ったことがありません。
運動はそこそこ。
通勤は片道1時間ほど歩くし、休みはキャンプや散歩で体を動かす。
コロナ前はジム通いもしてました。
ダイエットのために軽い筋トレもしてたんですよ。
食事も気にするタイプ。
お昼は自作のお弁当。
食事内容をあすけんに記録し、足りない栄養はサプリで補充してました。
そこそこ健康オタクだったんですよね。
そんな私でも今年はちょっと覚悟してました。
腹部膨満感、食欲がない、疲れやすいという症状が出てましたからね。
といってもメタボになるくらいかなあと思ってました。
超音波検診の先生「産婦人科検診したことありますか?」
普通は血圧から測定するのですが、混雑の関係で超音波検診を最初に受けることに。
お腹をまくって、ゼリーのようなものを塗って、機械をころころ動かすやつです。
いつもそんなに時間かからないはずですが、今回妙に長い……
ちょっと不安になってきました。
そこで、先生から「婦人科検診に行ったことはありますか?」と聞かれたんですよね。
「ないです」と答えると「そうですか」とまた無言に。
なんだか嫌な予感……
バリウム後の水を吐く
初っ端から不安を抱えつつ、人間ドックをこなしていきます。
この時、血圧も高めでやり直したんですよね。
今まで引っかかったことなかったのに。
そしてバリウム。
あのまずい液体をコップ一杯も飲む苦痛。
ゲップしないように我慢しなきゃいけない。
人間ドックの中の中で一番嫌いな検診がやってきました。
バリウムまずい……
まずい上にお腹いっぱいで呑みづらい。
ぐるぐる回った後、最後お腹をぐっと押すじゃないですか。
あの瞬間いつもだったらゲップが出るのに何も出なかったんですよね。
バリウム後は下剤+水を三杯飲まなければなりません。
二杯で結構きつい……でも、がんばって三杯飲みました。
でも、やっぱり苦しくて、えづいて、吐いてしまったんですね。
もう呆然。
人間ドックでこんな事ある?
看護師さんに吐いたこと伝えて、替えのマスクをもらいました。
自分の体に異常なことが起こっている。
重く受け止めたのがこの時点でした。
お腹に水が溜まっている事が判明
一時間ほど待てば簡易結果が出ます。
いつもだったら帰って、家に本結果が届くのを待ってるけど、今回はさすがに待ちました。
だって明らかにおかしい!
呼び出しを受けて、先生の神妙な顔。
E判定……
先生によると「お腹に水が溜まっている」とのこと。
精密検査を受けるように勧められました。
紹介状と超音波検診のCD-ROMをもらい、地元の大病院にいくことに。
人間ドックではわからない病気
簡易結果で疑惑のあった病気がこちら。
この時点では悪性リンパ腫の文字はないんですよね
「腫瘍がある」と判明したのはCTを撮ってから。
「悪性リンパ腫の可能性が高い」と判明したのが生体検査受けて4日後。
「B細胞非ホジキンリンパ腫である」と判明したのが生体検査受けて約2週間後。
更に細かいタイプが分かるまで、まだまだ時間がかかります。
この通り、通常の人間ドックではわからないんですよ!
これが悪性リンパ腫の怖いところ。
痛みも熱もないから気づきにくい。
腎機能が悪化している。(列の左から今回、前回、前々回)
後々水腎症(尿が膀胱に流れず腎臓内にとどまる)であることが判明しますが、正直尿も出てました。
今思うと「若干回数減ったかな……?」程度の変化。すごくわかりにくい。
芸能人でも罹患した方いますよね。
フリーアナウンサーの笠井さん。
この方も人間ドックを欠かさなかったようで、排尿障害と腰痛から悪性リンパ腫にたどりついたようです。
一応人間ドックにも首(リンパ節の多い部分)を触診する検査はあります。
でも私はそこでは引っかかりませんでした。
後に血液内科の先生に首を触診してもらったと時も「若干腫れてるかな?」程度。
でもお腹には大きな腫瘍ができてたんですよね。
こわ~……
次回、大病院で精密検査をします。