おひとりさまの悪性リンパ腫治療ブログ

30代独身女性の悪性リンパ腫闘病ブログです。濾胞性リンパ腫→B細胞性非ホジキンリンパ腫に形質転換。RーCHOP療法で治療中。

入院~水腎症の手術をする

こんにちは、悪性リンパ腫と診断されたばたこです。

前回、症状悪化して「すぐにでも入院したい!」と思っていた私。

ようやく入院できました~~! 待ってた!

 

 

一日目(入院手続き、施設案内)

入院手続き

まず入院受付カウンターで手続き。病棟へ向かいます。

コロナ禍なので付き添えるのは一人のみ。それもナースステーションまで。

 

ナースステーションでネームバンドをつけてもらいます。

これがバーコード、名前、生年月日が印字されているもの。

毎日の検診を受ける際バーコードリーダーでピッとやります。

他にも食事の際に名前を伝えたり、手術前に名前、生年月日、どんな手術するか伝えたり。

たまにテレビで「人違いで手術した」「薬を間違えてしまった」という事件がありますが、これだけ徹底してたら安心ですね。

 

施設案内

荷物を病室に置いて施設案内をしてもらいます。

ちなみに病室は6人部屋、大部屋です。

よかった、部屋代かからなくて。

 

【トイレ】

普通のトイレにはない、検尿カップが置いてありました。

部屋にも洗面台があるけど歯磨きはここでしてほしいとのこと。

でも、病室の洗面台で歯磨きしている人もいたんですよね~。^^;

 

【浴室】

浴室と言っても浴槽は使えません。シャワーのみ。

石鹸、シャンプー、タオル等すべて持参。

ドライヤーはあったので助かりました。

この隣に洗濯機、乾燥機がありました。確か一回100円だったかな?

私は洗濯物を家族に渡していたので使わなかったですけどね。

 

売店

一階にローソンがありました。

ここにも入院に必要なものが売ってます。

私はここでパジャマを買いました。

入院患者は人の多い日中は行かないでくださいとのこと。

 

【ナースステーション】

色々ありました。

  • 冷蔵庫(自分の名前を書いておく)
  • 入浴の予約時間を書くホワイトボード(9:00-19:00、30分ごと)
  • 温かいおしぼり(使い道がわからなかった)
  • マスク(一日一枚取って良い)

 

【体重計】

隅っこにあり、勝手に使っていいようです。

靴下を履いて使わないといけないので、あまり使いませんでした。(ほぼ裸足で過ごしていたため)

 

泌尿器科先生の回診

病室にいるとふらっと先生が回診に来ます。

これが特に時間決まってないみたいなんですよね~。

しばらく入院してると傾向がわかってくる感じ。(笑)

先生によると「明日手術、とりあえずステント(管)、だめなら腎ろう」だそうです。

 

術前の食事、水分補給について

食事:手術前日の21時以降はとってはダメ。

水分:経口補水液を夕食後~朝6時までの間に飲めるだけ飲む。

その後、経口補水液は12時まで飲んでいいとお許しが出たので飲んでました。

紙パック4本+ペットボトル1本もらったけど全部は飲みきれなかった。

味はポカリやアクエリアスみたいで美味しかったです。

 

暑くて眠れない

9時に就寝。病棟って消灯時間早いんですね。

しかし、とにかく暑いし、やたら汗が出る……

冬用裏起毛のパジャマを着てたからでしょうか?

病棟内って温かいんですね。看護師さんも半袖だし。

 

あと枕が高くて固くて眠れない。

普段は枕が違っても眠れるんですが、どうにも眠れませんでした。

 

寝苦しさで一日目は一睡もできず。(汗)

 

二日目(水腎症の手術)

浣腸をする

ベッドの上で浣腸液を入れてもらいます。

(これが浣腸ってやつかぁ……)

入れ終わったら「トイレ行っていいですよ~」とお許しが出たので、即移動。

3分くらい待たないといけないみたい。

即効性がすごかったです。3分待てたかな?

 

手術着に着替える

手術1時間前になったので着替えておきます。

  • 手術着(旅館の寝間着みたい)
  • 弾性ストッキング(普通に買うと3000円くらいする。持ち帰っていい)
  • パンツ(でかいトランクスみたい。不織布のような素材)

弾性ストッキングってなんぞや?

後で調べたところ「足を圧迫して血液を心臓に戻す手伝いをしてくれる靴下」のようです。

 

水腎症の手術をする

歩いて手術室へ向かいます。

先生に名前、生年月日、何の手術をするか伝えます。

頭にシャワーキャップのようなものをかぶり、髪をまとめて待機。

 

手術台に寝転がり、とうとう手術開始。

 

まず背中の皮膚に麻酔します。ちくっとする程度。

その後もっと深いところに麻酔したかもしれませんが、見えませんでした。

麻酔の後、濡れたアルコール綿当てられ冷たいか聞かれます。

だんだん腰から下あたりの感覚無くなってきたかも……

 

局所麻酔なので目も見えるし、耳も聞こえるんですよね。

先生たちが何か話してるけど、何言ってるかは不明。

下半身は覆われていて、私の方からは見えないんですよ。

ステントの長さっぽい数字聞こえたけど、入るのか……?(ソワソワ)

 

手術後、ベッドのまま気室します。

股間にチューブが入ってるようです。

すごい違和感。引っ張られると地味に痛い……(泣)

で、泌尿器科の先生がチューブの先見せてくれたんですが赤い!

血尿、先生に言わせるとこのくらいは普通なんだそう。

 

途中、家族と顔合わせできました。

父とステント入って「良かったねー」なんて言葉を交わしたり。

 

空腹、喉の乾きに苦しむ

ここからが辛かった……!

 

まず身動きができないんですよ。

腕には点滴、股間には尿の管、麻酔で下半身も動かない。

iPad miniを金庫に入れてしまったため、取ることもできません。

看護師さんに頼めばよかったけど、こんなことで呼ぶのも申し訳ないなあと思って。

 

そして空腹、喉の乾きも酷かった。

食事は丸一日抜き。術後は水を飲むのも禁止。

喉はからから、お腹が空きすぎて気持ち悪さすら感じました。

 

うがいはOKだったので気分転換に。辛い……

 

空腹、喉の乾きを娯楽で紛らわせることすらできない、というのがしんどかったですね。

そして昨日に引き続き、眠れな~い!

いつも布団に入ったらすぐに寝るのに。

この日はとにかく辛かったです。

 

 

次回、水腎症の原因が判明します。